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21/22シーズン最高! 大成功補強は? 欧州ベスト移籍5人。落ち目かと思われていたFW、冬加入で即フィットしたアタッカーも

シリーズ:ベスト補強5人 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:ドゥシャン・ヴラホヴィッチ(セルビア代表/ユベントス)

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【写真:Getty Images】


生年月日:2000年1月28日
移籍金:7000万ユーロ(約84億円)
21/22リーグ戦成績:21試合17得点4アシスト(フィオレンティーナ)
21/22リーグ戦成績:9試合5得点1アシスト(ユベントス)

 
 クリスティアーノ・ロナウドは昨季のセリエAで得点王に輝いたが、今季の開幕直後に古巣マンチェスター・ユナイテッドへと復帰。ユベントスはエースを失い、夏の移籍市場最終日にエバートンからモイズ・キーンを復帰させたが、ロナウド同様ゴールを量産することはできず、「得点力」がチームの課題としてあがっていた。

 
 そこで白羽の矢が立ったのが、フィオレンティーナで得点を量産していたドゥシャン・ヴラホヴィッチだ。昨季セリエAで21ゴールを決めた若きストライカーは今季も継続して得点を量産しており、シーズン前半戦だけで17ゴールを決める活躍をみせていた。しかし、フィオレンティーナとの契約延長交渉がまとまらず、複数クラブとの争奪戦の末、冬に7000万ユーロ(約84億円)という高額な移籍金でユベントスへと活躍の場を移すこととなった。

 ロナウドが昨季まで背負った背番号7を継承し、ユベントス移籍後初の試合となったエラス・ヴェローナ戦でデビュー戦ゴールを決めると、その後もコンスタントに得点を量産。現時点でリーグ戦のチーム得点王はアルバロ・モラタとパウロ・ディバラの8ゴールだが、半年のみの在籍でシーズン終了時点に彼ら2人を追い抜いている可能性も十分にあるだろう。

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