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サラーに対する“レーザー攻撃”に処分決定。FIFAがセネガルに下した裁定は?【カタールW杯】

text by 編集部 photo by Getty Images

FIFAワールドカップカタール2022 最新ニュース

モハメド・サラー
【写真:Getty Images】



W杯アフリカ予選で問題となったレーザー妨害

 国際サッカー連盟(FIFA)は2日、今年1月から3月にかけて世界各地で開催されたFIFAワールドカップ・カタール2022の試合を対象とした規律処分を発表した。特にセネガルに対して重い処分が下されている。



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 セネガル代表は3月に行われたアフリカ予選プレーオフでエジプト代表と対戦。ともにリバプールに所属するセネガル代表FWサディオ・マネとエジプト代表FWモハメド・サラーの激突としても注目された一戦では、サラーに対する“妨害行為”も話題となった。

 2試合を両チーム同点で終え、ワールドカップ出場の行方がPK戦に委ねられたところで、エジプトの先頭キッカーを務めたサラーに対する悪質な妨害行為が発生。ホームのセネガルサポーターから向けられた無数のレーザーポインターにより顔面を緑に染められるほどの状態となったサラーはキックを失敗してしまい、最終的にセネガルが勝利を収めることになった。

 FIFAがセネガルに対して下した処分は、罰金17万5000スイスフラン(約2330万円)およびホームゲーム1試合の無観客開催。レーザーによる妨害行為に加えて、観客のピッチ侵入や不適切な横断幕なども処分理由とされている。

 だが試合後にエジプト側が要求していた再試合が行われることはなく、セネガルの予選突破自体は変わらない。セネガル代表は本大会グループステージA組に入り、オランダ代表との大会開幕戦を戦うことが決まっている。

【了】

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