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セリエA 2年前

最悪の無駄遣い…。ユベントス、“給料が高すぎる”5人。決定力に欠けるストライカー、存在感が感じられない“シャビ2世”とは

シリーズ:給料が高すぎる5人 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:モイーズ・キーン

モイーズ・キーン
【写真:Getty Images】


生年月日:2000年2月28日(22歳)
年俸:255万ユーロ(約3.4億円)
週給:4.9万ユーロ(約657万円)
21/22リーグ通算成績:30試合5得点3アシスト

 イタリア人ストライカー、モイーズ・キーンは2016年11月にユベントスでトップデビューし、同月にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で初めてプレーする2000年生まれの選手として、16歳でCLデビューも果たした。トップデビュー以降は、出場機会を求め、エラス・ヴェローナやエヴァートンへ武者修行に出ることとなる。

 2020年にはローン移籍でフランスの名門パリ・サンジェルマンへと渡ると、1シーズン目で公式戦45試合に出場し、19得点1アシストを記録。フランスでの1シーズン目としては申し分ない成績を収めた。そして、2021年の夏に古巣ユベントスへ復帰すると、退団したクリスティアーノ・ロナウドの後釜として大躍進が期待された。

 しかし、今季の成績は散々なものとなってしまった。昨季PSGで見せた実力が嘘だったかのように、今季リーグ戦では30試合に出場し、わずか5得点に留まった。キーンの受け取る年俸は255万ユーロ(約3.4億円)と若手選手としては決して安いものではない。フロント陣や指揮官からすれば、キーンの今季のパフォーマンスは失望に値すると言っても過言でなく、今後もこの高額年俸を支払い続ける価値があるかどうか実に悩ましいところだ。

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