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リバプール、CL決勝予想スタメン全選手紹介&フォーメーション。サラー、ファンダイク…7度目の欧州制覇目指す戦士たち【欧州CL決勝】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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CLトレント
【写真:Getty Images】


トレント・アレクサンダー=アーノルド(イングランド代表/背番号66)
生年月日:1998年10月7日
21/22欧州CL成績:8試合0得点4アシスト

 世界最高の右サイドバックとも言われるトレント・アレクサンダー=アーノルドは、今季キャリアハイとなる公式戦19アシストをマーク。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では、8試合4アシストを記録している。

 右足から繰り出されるキックは絶品。あらゆるボールを自在に使い分け、正確無比なパスで幾度もチャンスを演出する。流れからのクロスはもちろんだが、FKの精度も抜群だ。

 逆サイドへの正確なロングパスやFWへの鋭い縦パスなど、アーノルドは攻撃の起点となる重要な役割を担っている。一振りで戦況を変えられるこの男は、決勝の舞台でどんな活躍をみせるのだろうか。

CLコナテ
【写真:Getty Images】

イブラヒマ・コナテ(U-21フランス代表/背番号5)
生年月日:1999年5月25日
21/22欧州CL成績:7試合2得点0アシスト

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝でフィルジル・ファン・ダイクの相方を務めるのは、イブラヒマ・コナテと予想する。グループリーグ第1節からベンチを温める時間が続いていたが、第5節のポルト戦ではスタメンに抜擢。以降は、ラウンド16・2ndレグのインテル戦を除き、全ての試合にフル出場している。

 強靭なフィジカルを持つコナテは、対人守備で強さを発揮する。並外れたスピードを兼ね備えるため、裏を取られても瞬時に追い付き、ボールを刈り取る。

 空中戦は特に強く、準々決勝のベンフィカ戦では1stレグ、2ndレグ共にコーナーキックから得点を決めている。今季コナテが出場した試合は負けなし。この男はリバプールを3冠へ導くことが出来るだろうか。

CLダイク
【写真:Getty Images】

フィルジル・ファン・ダイク(オランダ代表/背番号4)
生年月日:1991年7月8日
21/22欧州CL成績:8試合0得点1アシスト

 CBの一角は世界最高のCBの1人、フィルジル・ファン・ダイクで間違いない。リバプールは、21/22シーズンを通して公式戦わずか3敗。驚異的な強さを誇っていたが、この結果はファン・ダイクなしではありえなかった。

 ファン・ダイクの地上戦と空中戦の強さは世界最高峰。守備面で圧倒的な存在感を放っていた。さらに、右足から繰り出されるロングパスは高精度。最後方から幾度も攻撃の起点となるパスを配球していた。

 ファン・ダイクは5月14日に行われたチェルシーとのFAカップ決勝戦で負傷。以降は戦線離脱が続いていた。だが、現在は練習に復帰。現地時間25日にはクラブ公式サイトに対して「大丈夫だ。まったく問題ない。土曜日が待ち遠しいよ」と話している。

CLロバートソン
【写真:Getty Images】

アンドリュー・ロバートソン(スコットランド代表/背番号26)
生年月日:1994年3月11日
21/22欧州CL成績:9試合0得点3アシスト

 不動の左サイドバック、アンドリュー・ロバートソンもスタメンに名を連ねるはずだ。今季リーグ戦では10アシストをマーク。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では、ここまで9試合に出場し、3アシストをマークしている。

 無尽蔵の体力でピッチを駆けるロバートソンは、粘り強い守備で対峙する相手をシャットアウト。自陣ゴール前にいたかと思えば、瞬時にオーバーラップしてクロス上げるなど、攻守で絶大な存在感を放っている。

 今季はコスタス・ツィミカスの存在感が増しているが、ビッグマッチでは必ずロバートソンがスタメン出場している。敗戦した17/18シーズンのリベンジを果たし、自身2度目のCL優勝を果たすことが出来るだろうか。

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