攻撃不振のドイツ代表、どのように封じられたのか? ハンガリー代表にも勝てず。攻撃が機能しない原因とは…【分析コラム】

2022年06月12日(Sun)11時37分配信

シリーズ:分析コラム
text by 編集部 photo Getty Images
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UEFAネーションズリーグ(UNL)のリーグAグループ3第3節、ハンガリー代表対ドイツ代表が現地時間11日に行われ、1-1の引き分け。相手の守備戦術に嵌められたドイツ代表は、攻撃陣が沈黙。またしても勝利を逃してしまった。(文:阿部勝教)


ドイツ代表がまたしても引き分け

ドイツ代表
【写真:Getty Images】

「我々はミスが多すぎた」

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 試合後にハンス=ディーター・フリック監督がそう語ったように、この日のドイツ代表は各所で不用意なパスミスを連発。やりたいことがほとんど出来ず、またしても勝利を逃してしまった。

 立ち上がりからボールを保持したのはドイツ代表だったが、6分にCBからのロングパスで簡単に左WBダヴィド・ラウムの裏を取られると、クロスを上げられて相手FWにヘディングシュートを打たれる。これはマヌエル・ノイアーが防いだが、弾いたボールを拾われて失点してしまう。

 開始わずか6分で1点を追いかける展開となったドイツ代表は、すぐに反撃に出る。9分、ハーフウェーライン付近でニコ・シュロッターベックがボールを持つと、相手DFの裏を狙ったヨナス・ホフマンへロングパスを送る。このパスをカットしようとGKが飛び出してきていたが、ホフマンがワンタッチでかわし、無人のゴールに決めて同点に追い付いた。

 72分には、再び相手DFの裏に抜け出したホフマンが1対1の決定機を迎えたが、同選手はシュートではなく並走していたティモ・ヴェルナーへのパスを選択。確実に点を取りに行ったが、これを相手DFにクリアされてしまい、絶好のチャンスを逃してしまった。

 その後、ドイツ代表は78分にトーマス・ミュラー、さらに85分にカリム・アデイェミを投入。何とかあと1点をもぎ取りに行ったが、ハンガリーの守備を崩すことは出来ず、試合は1-1の引き分けに終わった。

 この試合でドイツ代表が相手を上回っていたのは、ボール保持率のみ。データサイト『SofaScore』によると、シュート本数はハンガリー代表の11本に対して6本、ビッグチャンス数は4回に対して1回と、相手の戦術にまんまと嵌められてしまった。

 では、一体なぜドイツ代表はここまで苦戦を強いられたのだろうか。

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