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久保建英、レアル・ソシエダ移籍の障壁とは? 必要なのはサッカー日本代表MFの譲歩か

text by 編集部 photo by Getty Images

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久保建英
【写真:Getty Images】



レアル・ソシエダが久保建英獲得に動く?

 スペイン紙『アス』は22日、サッカー日本代表の久保建英について、レアル・ソシエダがレンタルでの獲得を模索していることを伝えた。しかし、実現までには越えなければならない障壁があるようだ。



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 久保は2019年夏にレアル・マドリードに加入し、19年夏にマジョルカ、20年夏にはビジャレアル、21年冬にはヘタフェに期限付き移籍している。同紙によると、ソシエダは20年夏にも交渉しており、昨夏に久保がマジョルカへの2度目の期限付き移籍を決断した際も獲得に動いていたという。

 ロベルト・オラベSDもその才能を評価しており、多くの若手がイマノル・アルグアシル監督の下で成長してきたソシエダであれば、久保も1段階上のプレーヤーに変貌を遂げるかもしれない。同紙は「彼の資質はラ・レアル(ソシエダ)にうまくフィットし、ダビド・シルバやミケル・メリーノを休ませられるだけのプロフィールを持っていると考えられている」とも伝えている。

 しかし、必ずしもソシエダ移籍が成立するとは限らない。同紙は「(両者が)近づくために、彼はレアル・マドリードで稼いでいる給料を大幅に減額することから始めるべき」としている。

 データサイト『Salary Sport』によると、現在の久保の年俸は171.6万ポンド(約2億8000万円)とされており、ソシエダの選手と比較すると14番目となる。今季リーグ戦1得点の久保に対して、ロビン・ル・ノルマンやミケル・オヤルサバルとさほど変わらない給与を支払うのにソシエダが躊躇したとしても無理はない。果たして、3度目の移籍交渉はどのような進展を見せるのだろうか。

【了】

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