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セリエA 2年前

記憶から消したい…。ACミラン、最悪の補強ランキング1~5位。期待外れのスペイン人FW、ミラニスタを裏切った主将も

シリーズ:最悪の補強ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

3位:フェルナンド・トーレス

Fernando Torres
【写真:Getty Images】

生年月日:1984年3月20日
移籍金:100万ユーロ(約1.2億円)
在籍期間:2015年1月~2016年7月
リーグ戦成績:9試合1得点0アシスト

 アトレティコ・マドリードの下部組織で育ったフェルナンド・トーレスは、2001年にトップチームへと昇格すると、その後はラ・リーガ屈指のストライカーとしてゴールを量産した。2007年7月に移籍したリバプールでも高い得点力を存分に発揮し、141試合で80得点20アシストを記録し、トーレスは最高の時期を過ごしていた。

 そのトーレスは2014年夏から4ヶ月間チェルシーからACミランへと期限付き移籍をすることとなったが、この頃のトーレスにストライカーの面影はもうなかった。この数カ月間でトレースは9試合に出場し、得点はわずか「1」。翌年の1月には移籍金100万ユーロ(約1.2億円)でミランへの完全移籍が決まるが、フィリッポ・インザーギ監督がトーレスを起用することはその後一回も訪れなかった。

 結局トーレスがミランでプレーしたのは前半戦の9試合のみで、2016年7月に古巣アトレティコ・マドリードに復帰した。移籍金は100万ユーロ(約1.2億円)と比較的低かったとは言え、既にパフォーマンスが下降線を辿っていたトーレスへ支払うに値する金額ではなく、トーレス獲得はミランにとって浪費でしかなった。

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