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なぜか…ブラジル代表で輝けなかった5人の名手。クラブでは絶対的な存在も…選手層が厚すぎて試合に出られなかった選手たち

シリーズ:代表で輝けなかった5人の名手 text by 編集部 photo by Getty Images

ドイツで13年間活躍した攻撃的SB

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【写真:Getty Images】

DF:ラフィーニャ(サンパウロ)
生年月日:1985年9月7日
ブラジル代表成績:4試合0得点0アシスト
プレミアリーグ成績:332試合12得点40アシスト

 シャルケとバイエルンで合わせて13シーズンを戦ったラフィーニャもブラジル代表で活躍できなかった選手の1人だ。05年に加入したシャルケでは攻撃的な才能を発揮し、右SBの絶対的なレギュラーに定着。08年にはブラジル代表デビューを飾った。

 ジェノアを経て11年夏に加入したバイエルンでは、フィリップ・ラームという絶対的な選手がいたため2番手としての起用が多かったが、それでも年間30試合近くは稼働した。13年にジョゼップ・グアルディオラがバイエルンの監督に就任すると、ラームを中盤にコンバート。これが功を奏しラフィーニャは右SBのポジションで多くの出場機会を得た。19年夏限りでバイエルンを退団し、母国のグレミオを経て、現在はサンパウロでプレーしている。

 08年にブラジル代表デビューを果たしたラフィーニャだが、近い世代にマイコン、ダニエウ・アウベス、2人のワールドクラスの右SBがいたため代表に定着することはできなかった。14年、17年とその後2度に渡ってブラジル代表に復帰したが、定位置獲得には至っていない。

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