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なぜか…ブラジル代表で輝けなかった5人の名手。クラブでは絶対的な存在も…選手層が厚すぎて試合に出られなかった選手たち

シリーズ:代表で輝けなかった5人の名手 text by 編集部 photo by Getty Images

クラブで「36」のタイトルを獲得した男

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【写真:Getty Images】

DF:マクスウェル(元パリ・サンジェルマン)
生年月日:1981年8月27日
ブラジル代表成績:10試合0得点0アシスト
リーグ・アン成績:145試合12得点17アシスト

 アヤックス、インテル、バルセロナ、パリ・サンジェルマン(PSG)…。盟友ズラタン・イブラヒモビッチと共に多くのビッグクラブを渡り歩いた左SBのマクスウェルだが、ブラジル代表でのキャリアは恵まれたものではなかった。

 所属クラブでは毎シーズンのようにリーグの優勝トロフィーを掲げており、アヤックスでは2度、インテルではセリエA3連覇、バルセロナではラ・リーガ2連覇、パリ・サンジェルマンではリーグ・アン4連覇を達成している。その他、バルセロナ時代にはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝、国内カップ戦も数々制しており、キャリアを通じて36のタイトルを獲得した。

 2004年にブラジル代表に初選出。しかし、試合には出場できず、その後は約10年間代表から遠ざかった。31歳となった13年8月にブラジル代表デビュー。マルセロにはポジション争いで敗れたが、フェリペ・ルイスには2番手争いで勝利。母国開催のブラジルワールドカップのメンバーにも選出された。しかし、31歳で代表デビューということもあり、キャリアを通じてブラジル代表ではわずか10試合の出場に留まった。

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