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消えた逸材…。リバプールで神童と呼ばれた5人の今。U-17W杯得点王、NEWデコと評された天才

シリーズ:かつての逸材は今 text by 編集部 photo by Getty Images

ジョアン・カルロス・テイシェイラ(ウム・サラルSC/ポルトガル)

テイシェイラ
【写真:Getty Images】


生年月日:1993年1月18日
在籍期間:2012年1月~2016年7月
リバプール通算成績:8試合1得点0アシスト

 スポルティングCPの下部組織在籍時に才能を高く評価され、19歳の頃にリバプールの下部組織に移籍。卓越したパスとテクニックでU-21チームを牽引したジョアン・カルロス・テイシェイラは、”新たなデコ”と評され、14/15シーズンのリバプール・アカデミー最優秀選手に選出された。

 下部組織での活躍は見事だったが、トップチームではその才能を発揮することが出来なかった。13/14シーズンにデビューを果たすも、同シーズンに出場した公式戦は1試合のみ。翌年レンタル移籍したブライトンでは主力として活躍したが、2015年5月に復帰後も主に下部組織でのプレーとなり、トップチームでの公式戦出場は7試合に終わってしまった。

 才能はあったが、チャンスに恵まれなかったテイシェイラは、2016年6月に契約満了となり、フリーでポルトに移籍した。その後、ポルトガルとオランダでプレーした同選手は、今月1日にカタールのウム・サラルSCへの移籍が決定。29歳となったこの男の旅は、まだまだ続く。

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