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消えた逸材…。リバプールで神童と呼ばれた5人の今。U-17W杯得点王、NEWデコと評された天才

シリーズ:かつての逸材は今 text by 編集部 photo by Getty Images

ジョーダン・アイブ(アダナスポル/イングランド)

イベ
【写真:Getty Images】


生年月日:1995年12月8日
在籍期間:2011年12月~2016年7月
リバプール通算成績:58試合4得点7アシスト

 この男を覚えているだろうか。16歳の頃にリバプールの下部組織に加入したジョーダン・アイブは、17歳でトップチームデビューを飾った。その後はチャンピオンシップ(2部リーグ)のバーミンガムやダービー・カウンティへレンタルに出されたが、2015年1月に呼び戻され、ブレンダン・ロジャース監督の下で主力となった。

 15/16シーズンは開幕戦から2試合連続でスタメン出場。定位置を確保しつつあったが、2015年10月にロジャース監督が解任に。ユルゲン・クロップ新監督の下でも出場機会は得ていたが、2016年夏にサディオ・マネらが加入したことにより、アイブはボーンマスへ売りに出されてしまった。

 ボーンマスでプレー後、アイブは2020年9月にダービーへ加入したが、うつ病を患ってしまいほとんどプレーすることが出来ず。クラブと同選手は双方の合意により、2021年7月に契約解除となった。退団後は無所属の状態が続いていたが、今年1月にトルコ2部リーグに所属するアダナスポルと3年契約を締結。21/22シーズンはプレーすることが出来なかったが、来季はピッチ上で再びアイブの姿が見られるだろう。

【了】

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