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世界最高のGKは誰だ!サッカー選手能力値ランキング16~20位。世界一に輝いた守護神、カンテラ出身の若手GKも(21/22シーズン版)

シリーズ:21/22能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

19位:クーン・カステールス(ベルギー代表/VfLヴォルフスブルク)

カステールス22
【写真:Getty Images】

生年月日:1992年1月25日
市場価格:1400万ユーロ(約16.8億円)
20/21リーグ戦成績:32試合33失点(無失点14試合)

母国ベルギーのKRCヘンクの育成組織でキャリアをスタートさせ、2009年にプロデビューを果たす。その後はホッフェンハイムを経て、2015年1月にVfLヴォルフスブルクに加入。最初の2シーズンは出場機会に恵まれなかったものの、3年目にはスタメンに定着し、20/21シーズンにはブンデスリーグ2位となる14回のクリーンシートを記録した。現在は同クラブのキャプテンを務めており、チームに絶対欠かせない存在になった。

身長197cmと文句なしの体格を活かした「セービング」能力はブンデスリーガでもトップクラスだ。優れた「反射神経」を武器に、至近距離からのシュートや1対1の場面では安定した「セービング」能力を発揮し、これまで何度もチームの危機を救ってきた。「セービング」は「84」、「反射神経」は「86」とどちらも高い数値を叩き出している。

「ポジショニング」能力にも優れており、飛び出しでピンチを摘み取り、「ハイボール」処理も非常に安定している。「ハンドリング」技術も高いため、安易なミスを犯すことはほとんどない。「ハイボール」は自身最高の「88」と上位にランクインしたGKたちに全く引けを取らない数字を記録した。

非常に高いスキルを兼ね備えているカステールスだが、ベルギー代表ではティボ・クルトワという世界最高峰のGKの存在が大きく、出場機会に全く恵まれていない。能力値を見ても「キック」以外の評価項目の全てでクルトワに負けている。高いスキルを持っているものの、ベルギー代表で日の目を浴びることがないのは残念なことだ。

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