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久保建英 2年前

久保建英、レアル・ソシエダで待つ新たなライバル5人。ダビド・シルバが君臨。エムバペを彷彿とさせる18歳の逸材も

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:アンデル・バレネチェア(U-21スペイン代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:2001年12月27日
21/22リーグ戦成績:11試合1得点1アシスト

 2013年にレアル・ソシエダのカンテラ(下部組織)に加入し、2018年にプロ契約を締結。同年12月に行われたアラベス戦でクラブ史上2番目に若い16歳359日でのラ・リーガデビューを果たすと同時に、同リーグ初の21世紀生まれの選手となったことで注目を集めた。トップチームに正式昇格したのは2019/20シーズンで、1年目はリーグ戦17試合に出場。翌2020/21シーズンには切り札として同31試合に出場していた。昨季は怪我の影響で出場11試合に留まっている。

 左右両足を遜色なく使うなどボールコントロール力が高く、スピードも非凡。そのためドリブルのパターンに偏りがなく、マッチアップするDFの対応を難しくさせることができる。また、サイドに張るだけでなく、状況に応じて流動的にポジションを取り、味方と連係しながら隙を見て危険なスペースに飛び込む巧さもあるなど、戦術眼にも優れている。

 そんなソシエダのこれからを担っていくであろうアタッカーは主戦場を左サイドとしているが、右サイドでのプレーも可能なので、新加入の久保建英のライバル候補から完全に除外することはできないだろう。同じ2001年生まれということを考えても、お互いに意識し、刺激し合う関係になるかもしれない。

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