MF：ベニャト・トゥリエンテス（U-21スペイン代表）
【写真：Getty Images】
生年月日：2002年1月31日
21/22リーグ戦成績：8試合0得点0アシスト
21/22リーグ戦成績：20試合0得点1アシスト（レアル・ソシエダB）
新加入の久保建英はイマノル・アルグアシル監督の下、右サイドやトップ下以外にインサイドハーフの戦力としても考えられているのかもしれない。そこでライバル候補に浮上してくるのが、20歳の若きMFベニャト・トゥリエンテス。昨年にU-21スペイン代表デビューを果たしたばかりという、伸び盛りの選手である。
トゥリエンテスは2014年にレアル・ソシエダのカンテラ（下部組織）に加入し、2020/21シーズンにBチームへと昇格した。そして昨季のラ・リーガ第9節エルチェ戦で念願のトップチームデビュー。同シーズンは最終的にラ・リーガ9試合、ヨーロッパリーグ（EL）4試合に出場した。ちなみに現在、所属はBチームとなっているが、ロベルト・オラベSDによると、2022/23シーズンよりトップチームに昇格することが濃厚とされている。
トゥリエンテスは中盤ならどこでもプレーできる器用な選手だ。長短問わず正確なパスを出せるだけでなく、積極的に裏へ抜け出すなどオフ・ザ・ボールの動きも良い。細身だが、見かけによらずしっかりとしたフィジカルも備えている。久保とバチバチにポジションを争うような選手ではないのかもしれないが、その将来性を含めチェックしておきたい。
