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無駄遣いは? レアル・マドリードの補強診断。過去5年の獲得選手を5段階でチェック。成功と失敗が明暗分かれる…。出場ゼロの久保建英の評価は?

シリーズ:過去5年の補強診断 text by 編集部 photo by Getty Images

C評価(ある程度の結果を残した補強)


【写真:Getty Images】


GK:アルフォンス・アレオラ(フランス代表)
生年月日:1993年2月27日
加入年:2019年夏
移籍金:ローン移籍(200万ユーロ/約2.4億円)
通算成績:9試合11失点

 パリ・サンジェルマン(PSG)に移籍したケイラー・ナバスの取引の一環でマドリーに加入した。ローン移籍での加入だったこともあり、在籍期間は1年間だったが、2番手GKとしてその役割を全うした。

FW:ロドリゴ(ブラジル代表)
生年月日:2001年1月9日
加入年:2019年夏
移籍金:4500万ユーロ(約54億円)
通算成績:108試合18得点21アシスト

 ヴィニシウス・ジュニオールから遅れること一年、19年夏にもう一人のブラジル人の神童がマドリーの一員となった。選手層の関係もあり、出場機会を得ることに苦労しているが、2021/22シーズン終盤にレギュラーに定着。ラ・リーガではラスト8試合で3得点4アシストを記録し、マンチェスター・シティとのUEFAチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグでは決勝に導く殊勲の2ゴールを決めた。ヴィニシウスが加入4年目に覚醒したことも踏まえると、既にその兆しをみせているロドリゴの今季の活躍に注目だ。

MF:エドゥアルド・カマヴィンガ(フランス代表)
生年月日:2002年11月10日
加入年:2021年夏
移籍金:3100万ユーロ(約37.2億円)
通算成績:40試合2得点2アシスト

 高齢化が進むマドリーの中盤に世代交代の意味も込めて21年夏に獲得した。シーズン前半戦は途中出場が主な起用法だったが、後半戦には先発出場の機会が増えるなど、要所でポテンシャルを発揮する場面があった。今季はオーレリアン・チュアメニが新たに加わることになっており、その中でどれだけ出場時間を増やせるだろうか。

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