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バルセロナ、期待の新戦力全選手紹介。将来を担う若手から最強のベテランまで

シリーズ:期待の新戦力全選手紹介 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:ロベルト・レバンドフスキ(ポーランド代表)


【写真:Getty Images】

生年月日:1988年8月21日
前所属:バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
移籍金:4500万ユーロ(約54億円)
21/22リーグ戦成績:34椎愛35得点4アシスト

 今夏、最も移籍市場を騒がせた選手の1人だろう。母国ポーランドでプロデビューを飾り、2010年7月にボルシア・ドルトムントに加入。13/14UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝では、レアル・マドリード相手に4得点を挙げ、決勝進出に大きく貢献した。2014年7月には宿敵バイエルン・ミュンヘンに完全移籍し、数々のタイトルをチームにもたらした。

 ブンデスリーガ得点王に7度輝いていることからも分かる通り、レバンドフスキの得点能力の高さは世界最高峰だ。俊敏性やフィジカルなど、身体能力の高さを活かし、どんな形からも得点を奪ってしまう。キック精度、空中線の強さ、ポストプレーなど、何を任せても難なくこなすことができる。バイエルンに在籍した8年間で375試合344得点72アシストと驚異の数字を記録し、クラブ最高のCFの1人として歴史に名前を刻んだ。

 今後もバイエルンの一員として活躍することが予想されていたが、21/22シーズン終了後にレバンドフスキは新しい挑戦を求め、バルセロナ行きを熱望。そして、今年7月中旬にバルセロナ加入を実現させた。プレシーズンツアーでは得点を挙げられなかったものの、ゴール前では圧倒的な存在感を見せた。新天地でも得点力の高さにぜひ期待したい。

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