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次はどこへ…。新天地が決まらない日本人選手5人。元サッカー日本代表、W杯出場選手も無所属のまま

text by 編集部 photo by Getty Images

FW:岡崎慎司


【写真:Getty Images】


生年月日:1986年4月16日(36歳)
前所属クラブ:カルタヘナ(スペイン2部)

 日本代表歴代3位の50得点を記録している岡崎慎司も、今季プレーするクラブが決まっていない。プレミアリーグ優勝という輝かしい実績を持ち、J1リーグ通算42得点、ブンデスリーガ通算37得点、プレミアリーグ通算14得点という数字を残したが、36歳となった現在は無所属となっている。

 4年間在籍したレスターを離れたのは2019年夏で、スペイン2部・マラガ加入が決まったが、サラリーキャップ制度を理由に選手登録ができず、開幕直後に契約解除に。19/20シーズンはウエスカでプレーし、12得点を挙げて1部昇格に貢献したが、20/21シーズンはわずか1得点に留まった。21/22シーズンは2部のカルタヘナでプレーするも、2得点と結果を残すことができず、シーズン終了とともに退団していた。

 オフシーズンも新天地が決まらず、8日からはベルギー1部シント=トロイデンの練習に参加し、かつて日本代表で長く共闘した香川真司と再会を果たした。ベルギー紙『HBVL』によると、シント=トロイデンのベルント・ホラーバッハ監督はFW獲得の必要性を説きつつ、岡崎については「彼はトレーニングで我々を驚かせている。しかし、彼とはまだ契約は結んでいないので、単なる補足事項だ」と述べるに留まっている。

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