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南野拓実、伊東純也は? フランスリーグの壁に阻まれた日本人5人。トルシエに引き抜かれた元サッカー日本代表MFや高卒即欧州の才能

シリーズ:欧州の壁に阻まれた日本人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:稲本潤一


【写真:Getty Images】


所属クラブ:スタッド・レンヌ(2009年夏〜2010年冬)
生年月日:1979年9月18日
リーグ戦通算成績:5試合出場(284分)/0得点0アシスト

 元日本代表の稲本潤一も、フランスでインパクトを残せなかった選手の一人だ。リーグアンでの挑戦は、わずか半年で終わっている。

 稲本はガンバ大阪で活躍したあと、アーセナル、フラム、ウェスト・ブロムウィッチ、カーディフに所属。2006/07シーズンはトルコのガラタサライでプレーし、2007年から2年間はドイツのフランクフルトで経験を積んだ。

 ヨーロッパ各地でプレーした稲本は、2009年夏にレンヌに加入。第6節までで4試合に出場してまずまずのスタートを切ったが、その後はベンチを温める時間が増えた。12月に入るとベンチにも入れない時期が続いている。

 2010年はワールドカップイヤーということもあり、稲本は1月の移籍市場でJリーグ復帰を決断。川崎フロンターレ移籍が決まった。

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