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ダークホースはどこだ! 欧州CL戦力値ランキング9~16位。最新メンバーを分析。日本人所属クラブのランクインは?

シリーズ:欧州CL戦力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

14位:ベンフィカ(ポルトガル)


【画像:編集部】


監督:ロジャー・シュミット
21/22リーグ戦成績:3位
21/22CL成績:ベスト8

 ここ数年は国内3強の最後尾というべき成績に終わっていたが、今季のベンフィカには期待が持てるはずだ。ダルウィン・ヌニェスが引き抜かれたものの、その高額な移籍金を新戦力の獲得に費やした。新指揮官ロジャー・シュミットは4-2-3-1の新布陣をチームに採り入れ、開幕から公式戦9連勝と結果を残している。

 ヌニェスが抜けた攻撃陣はゴンサロ・ラモスに期待がかかる。ブラジル代表ダビド・ネレスやユリアン・ドラクスラーといった新戦力が加わったことでバリエーションも増えた。

 中盤はユリア・ヴァイグルが抜けたが、ヘタフェから加入したフロレンティーノとリーベルプレートから獲得したアルゼンチン代表のエンソ・フェルナンデスがその穴を埋めてくれるはずだ。最終ラインは21歳のモラトと35歳のニコラス・オタメンディが中心。ヤン・フェルトンゲンが移籍市場閉幕間際で移籍したが、18歳のアントニオ・シウバがブレイクを予感させる。

 昨季のCLではグループステージでバルセロナから勝ち点4をゲットし、準々決勝に駒を進めて注目を集めた。チームの顔触れとスタイルは大きく変わったが、昨季に並ぶ成績を残せるだけの戦力はあるのではないだろうか。

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