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ダークホースはどこだ! 欧州CL戦力値ランキング9~16位。最新メンバーを分析。日本人所属クラブのランクインは?

シリーズ:欧州CL戦力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

10位:ACミラン(イタリア)


【画像:編集部】


監督:ステファノ・ピオリ
21/22リーグ戦成績:優勝
21/22CL成績:グループステージ4位

 セリエA王者ACミランは才能あふれる若きメンバーでアップセットを狙う。中盤の軸だったフランク・ケシエは去ったが、3200万ユーロ(約38億円)で獲得したチャールズ・デ・ケテラエルへの期待は大きい。CL優勝経験のあるディボック・オリギの加入は、スカッドに更なる競争をもたらすだろう。

 攻撃陣はCLでも期待が持てる。昨季のリーグMVPラファエル・レオンに加え、開幕戦で2得点をあげたアンテ・レビッチは復調を期待させる。オリギとオリビエ・ジルー、デ・ケテラエルが控える前線は質・層ともに申し分ない。

 サンドロ・トナーリが中心の中盤は層に不安を残す。センターバックはアレッシオ・ロマニョーリが退団したが、シモン・ケアーのコンディションが戻れば、過密日程を戦い抜く計算が立つだろう。セリエAでは勝ち点を取りこぼしているが、一過性のものに感じられる。

 有望な若手が多いだけに、下馬評以上の活躍を見せる可能性もある。ディナモ・ザグレブとザルツブルクは油断ができない相手だが、グループリーグ突破は十分に可能だ。

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