ファインプレーだった移籍市場最終日の補強
【写真:Getty Images】
そしてファインプレーだったのが移籍市場最終日のマヌエル・アカンジの獲得だ。昨季終盤にチームのために怪我をしながら試合に出場し続けたアイメリク・ラポルテがその代償を追う形で予定より復帰が遅れている。ナタン・アケやジョン・ストーンズらも軽傷を負うなど最終ラインの選手層に不安がある中で即戦力級のCBを獲得できたのは大きい。
メインポジションをSBとする選手がカイル・ウォーカー、ジョアン・カンセロ、ゴメスの3名しかいないのは不安だが、アカンジの加入によってアケを左SB、ストーンズを右SBの控えとしても計算しやすい状況となった。
また今冬にリーベルから完全移籍で獲得していたフリアン・アルバレスが今季より合流しており、ストライカー、右WGの両ポジションで計算できる選手として開幕から結果を残し続けている。昨季ブンデスリーガで1位のセーブ数を記録し、配球を得意としているドイツ人GKシュテフェン・オルテガをフリーで獲得できたのも高評価だ。