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浪費か強化か。クラブ別移籍金支出ランキング1〜10位。1位はなんと約400億円! プレミア勢が7チーム登場の猛威

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

1位:チェルシー(イングランド)


【写真:Getty Images】


総支出額:2億8199万ユーロ(約399億円)
最高額獲得選手:ウェズレイ・フォファナ(8040万ユーロ/約114億円)
その他の主な獲得選手:マルク・ククレジャ(6530万ユーロ/約92億円)、ラヒーム・スターリング(5620万ユーロ/約80億円)、カリドゥ・クリバリ(3800万ユーロ/約54億円)

 今夏の移籍市場で選手獲得に最も多くのお金を注ぎ込んだのは、チェルシーだ。その額は2億8199万ユーロ(約399億円)にのぼっている。

 2021/22シーズンのチェルシーは大いに揺れた。前オーナーのロマン・アブラモビッチ氏がロシアのプーチン大統領と深い関係にあると判断されてイギリス政府は同氏の資産を凍結。その結果、トッド・ベーリー氏が5月にチェルシーを買収した。

 新オーナーのもとでリスタートを切るチェルシーは、さまざまなポジションを強化。まずマンチェスター・シティからFWラヒーム・スターリングを獲得すると、ナポリからはDFカリドゥ・クリバリを獲得。その後も精力的に動き、移籍市場の終盤にレスター・シティからDFウェズレイ・フォファナを、最終日にはバルセロナからFWピエール=エメリク・オーバメヤンとユベントスからMFデニス・ザカリアを、それぞれ迎えた。

 2021/22シーズンのプレミアリーグを3位で終えたチェルシー。移籍市場で新オーナーの野心は示した。トーマス・トゥヘル前監督を電撃解任したあとで、新戦力たちがどれだけフィットできるかがチェルシーの成功を左右するはずだ。

【了】

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