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浪費か強化か。クラブ別移籍金支出ランキング1〜10位。1位はなんと約400億円! プレミア勢が7チーム登場の猛威

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

8位:マンチェスター・シティ(イングランド)


【写真:Getty Images】


総支出額:1億3950万ユーロ(約198億円)
最高額獲得選手:アーリング・ハーランド(6000万ユーロ/約85億円)
その他の主な獲得選手:カルヴァン・フィリップス(4900万ユーロ/約69億円)、マヌエル・アカンジ(1750万ユーロ/約25億円)

 今夏の移籍市場で量より質の補強となったマンチェスター・シティが、このランキングで8位に入った。1億3950万ユーロ(約198億円)の支出で獲得したのは、わずか4選手だ。

 シティはまず、あらゆるビッグクラブが欲しかったFWアーリング・ハーランドを獲得。さらにリーズからMFカルヴァン・フィリップスを迎えた。そのほかでは、守備の選手層アップを目的にボルシア・ドルトムントからDFマヌエル・アカンジを獲得し、アンデルレヒトからは21歳のDFセルヒオ・ゴメスを獲得している。

 一方でシティはFWラヒーム・スターリング、ガブリエウ・ジェズス、DFオレクサンドル・ジンチェンコらを放出したことで大きな収入も得ており、収支はプラス。これはトップ10で唯一のことである。

 余剰気味だった選手を手放して必要なポジションをスケールアップさせたシティ。悲願のチャンピオンズリーグ制覇に向けて、着実に歩みを進めているようにみえる。

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