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コンテ監督は攻撃陣ローテーションを示唆

　トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンは、先発落ちの危機に陥っているのかもしれない。アントニオ・コンテ監督も今後の先発メンバー入れ替えの可能性を示唆している。英紙『タイムズ』など複数メディアが伝えた。

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　2015年のトッテナム加入以来主力として活躍を続け、昨季はついにプレミアリーグ得点王というアジア人選手初の偉業も達成したソン・フンミン。ハリー・ケインと並んでトッテナム攻撃陣をけん引する不動の存在となった。

　だが今季は昨季とは打って変わって低調。ここまでプレミアリーグ6試合とチャンピオンズリーグ（CL）1試合の全てに先発出場しながらも得点はなく、1アシストを記録するにとどまっている。

　コンテ監督は現地時間13日に行われるCLのスポルティングCP戦に向けた会見の中で、「全ての選手がローテーションを受け入れなければならない。特に前線には4人の選手がいる」とコメント。ソンとケインのほか、リシャルリソン、デヤン・クルゼフスキが出場機会を争う状況に言及している。

　この発言を受け英国各メディアでは、特にソン・フンミンの先発の座がもはや安泰ではなくなったという見方を伝えている。アジアの誇る点取り屋は、ここから調子を上げていくことができるだろうか。

【了】