欧州最高峰の舞台で旗手怜央が輝く理由。“得点”シーンだけではない、サッカー日本代表MFが果たす貴重な役割とは?【欧州CL分析コラム】

2022年09月15日(木)12時02分配信

text by 編集部 photo Getty Images
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 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第2節が現地14日に行われ、セルティックはウクライナのシャフタール・ドネツクと1-1で引き分けた。日本人3選手が出場した一戦で、最も大きな輝きを放ったのはMF旗手怜央だった。(文:舩木渉)



旗手怜央がCL初ゴール!?


【写真:Getty Images】

 セルティックがUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の舞台で最後に勝利したのは、2017年9月27日のアンデルレヒト戦だった。今季も5シーズンぶりのCLで苦戦が続いている。

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 現地14日に行われたグループステージ第2節のシャフタール・ドネツク戦は、特殊なアウェイゲームとなった。ウクライナ侵攻の影響により同国内でのCL開催が難しく、ポーランドの首都ワルシャワで試合を行ったのである。

 開幕戦でレアル・マドリードに敗れていたセルティックの面々は、今大会初勝利を目指してワルシャワに飛んだ。しかし、結果は1-1のドロー。主導権を握る時間帯も長かっただけに、フラストレーションの残るゲームとなった。

 今月8日にイギリスのエリザベス女王が亡くなったことで、直近のスコットランドリーグは全試合が延期になっていた。そのためセルティックは週末に試合がなく、コンディションは万全。肩の負傷を抱えてマドリー戦は途中出場だったFW古橋亨梧が先発に復帰し、今夏新加入のFWセアド・ハクシャバノヴィッチが公式戦初先発を飾った。

 古橋は試合開始直後の2分にいきなりビッグチャンスを迎える。MFマット・オライリーのスルーパスに抜け出してペナルティエリア内でシュートを放った。しかし、これは飛び出してきた相手GKの左足にセーブされてしまう。

 結局、シャフタール戦で古橋が放ったシュートはこの1本のみとなり、68分に交代するまでボールタッチも12回のみと不本意なパフォーマンスに。絶好調の国内リーグとは違って味方との距離がやや遠く、なかなかビルドアップにも関与できないなど苦しんだ。

 一方、大きな存在感を発揮したのはMF旗手怜央だ。10分には果敢な攻め上がりからゴールネットを揺らして見せた。

 最終ラインからのクリアを左サイドでハクシャバノヴィッチが収めてゆっくりキープすると、その内側を旗手が駆け上がる。セルティックの背番号41は、ペナルティエリア内で初先発のモンテネグロ代表FWからのパスを受け、角度のないところから左足でシュートをねじ込んだ。

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