4位：久保建英

所属クラブ：レアル・ソシエダ（スペイン）
今節の対戦相手：FCシェリフ・ティラスポリ（モルドバ）
今節の成績：90分出場／0得点0アシスト（EL）
今大会の成績：3試合（197分出場）／0得点1アシスト（EL）

　直近のリーグ戦から中3日という難しい日程で敵地に乗り込んだが、久保建英はこれまでと変わらず先発出場。2トップの一角を起点に、左サイドやトップ下など流れの中で様々なポジションに顔を出して攻撃を活性化させた。

　FCシェリフ・ティラスポリはマンツーマン気味に守っていたが、厳しいマークをかいくぐるのには久保の自由なポジショニングが1つの鍵になった。52分には久保も絡んだ軽快なパス交換を起点に左に開いたFWアレクサンデル・セルロートへ展開し、このノルウェー代表FWのアシストからMFダビド・シルバが貴重な先制ゴールを奪った。

　レアル・ソシエダで躍動する久保は、今回のシェリフ戦で加入後初のフル出場を果たしている。終盤にダビド・シルバの負傷交代というアクシデントがあったことも影響しているかもしれないが、久保はアタッカー陣が交代でどんどん入れ替わっていく中でもピッチに立ち続けて2-0の勝利に貢献した。プレーの継続性を示す意味でも大事な一戦になったはずだ。