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黒歴史…ドイツワールドカップで起きた最悪の事件5選。危険なプレーの数々に世紀の大誤審も

シリーズ:ワールドカップで起きた最悪の事件5選 text by photo by Getty Images

ポルトガル代表対オランダ代表


【写真:Getty Images】


開催日:2006年6月25日
試合結果:ポルトガル 1-0 オランダ
得点者:マニシェ

 決勝トーナメント1回戦ポルトガル対オランダの一戦ではある“不名誉な記録”が生まれている。

 3分にオランダ代表のマルク・ファン・ボメル、7分にハリド・ブラールズにイエローカードが提示されると、ポルトガルのコスチーニャが31分に足裏の危険なタックルで警告を受け、前半終了間際には不必要なハンドで退場処分となった。

 前半だけで5枚のカードが飛びかう試合展開となり、後半はさらにエスカレート。64分にはブラールズ、78分にはポルトガル代表のデコ、90分にはオランダ代表のジョバンニ・ファン・ブロンクホルストがそれぞれ2枚目のイエローカードを提示されて退場処分を受けた。

 1試合で16枚のイエローカードは2002年の日韓大会カメルーン対ドイツと並んで最多タイの記録であり、4人の退場はワールドカップ史上初の出来事であった。

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