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黒歴史…ドイツワールドカップで起きた最悪の事件5選。危険なプレーの数々に世紀の大誤審も

シリーズ:ワールドカップで起きた最悪の事件5選 text by photo by Getty Images

クロアチア代表対オーストラリア代表


【写真:Getty Images】


開催日:2006年6月22日
試合結果:クロアチア 2-2 オーストラリア
得点者:ダリヨ・スルナ、ニコ・コヴァチ(クロアチア)、クレイグ・ムーア、ハリー・キューウェル(オーストラリア)

 日本代表と同じグループF最終節のクロアチア対オーストラリアでは、今ではあり得ない“珍事件”が発生している。

 主審を務めたグラハム・ポールは明らかなハンドを見逃すなど、この試合で誤審を連発したのだ。お互いにグループリーグ突破がかかっていたことから接触プレーが多かったのは事実だが、彼が試合をまとめることができなかった責任は大きい。特に問題となったのがクロアチア代表DFヨシプ・シムニッチに“3枚のイエローカード”が提示されたことだ。

 62分に最初のイエローカードを提示されたシムニッチは、90分にも警告を受けて退場となるはずだった。しかし、ポール主審はシムニッチにレッドカードを提示せず試合は続いた。しかし、結果的にはその3分後に一枚のイエローカードとレッドカードを提示されて退場となった。

 このあり得ないミスを犯してしまったことをポール氏は自叙伝で「2枚目のイエローカードを提示したときにオーストラリアの3番(クレイグ・ムーア)と記載してしまったのが原因だ」とつづっている。現在はVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が主審のミスを遠隔から指摘できるため、このような“事件”が発生する確率はかなり低く、テクノロジー導入以前ならではの出来事と言えるだろう。

【了】

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