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ソン・フンミンが“アジア史上最高”の快挙。バロンドール投票で残した順位とは?

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】



昨季プレミアリーグ得点王のソン・フンミン

 2022年度バロンドールの受賞セレモニーが現地時間17日に行われ、受賞者およびランキングが発表された。トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンは、アジアの選手としては歴代最高の11位にランクインしている。



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 大方の予想通り、今年度のバロンドール受賞者に輝いたのはレアル・マドリードのフランス代表FWカリム・ベンゼマ。チャンピオンズリーグとラ・リーガの得点王を獲得するなどゴールを量産してマドリーをタイトルに導き、順当と言うべき選出となった。

 投票結果の2位はFWサディオ・マネ(リバプール→バイエルン・ミュンヘン)、3位にはケビン・デ・ブルイネ(マンチェスター・シティ)。4位以下にはロベルト・レヴァンドフスキ、モハメド・サラー、キリアン・エムバペ、ティボー・クルトワ、ヴィニシウス・ジュニオール、ルカ・モドリッチ、アーリング・ハーランドが続いている。

 サラーとともに昨季のプレミアリーグ得点王となったソン・フンミンは、惜しくもトップ10入りを逃したものの11位。これはアジア国籍の選手としては、自身の持つ記録を更新する歴代最高順位となった。

 過去にはアジアから中田英寿氏(1998、99年)やパク・チソン氏(2005年)、中村俊輔(2007年)などもバロンドール候補にノミネートされたことがあったが、投票でポイントは得られず。2007年にはイラクのユニス・マハムド氏が2ポイントを獲得して29位となっていた。

 ソン・フンミンは2019年にもバロンドール候補にノミネートされ、投票で4ポイントを獲得して22位。これがアジア人選手の過去の最高順位となっていたが、今回は自ら記録を塗り替えてさらなる高みに到達した。

【了】

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