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落選の危機!?韓国代表、W杯メンバー当落線上の5人。元バイエルンの逸材、あの至宝もピンチ

シリーズ:当落線上の5人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:イ・ガンイン(マジョルカ/スペイン)


【写真:Getty Images】


生年月日:2001年2月19日
韓国代表通算成績:6試合0得点1アシスト

 2019年9月に行われたジョージア代表との親善試合で韓国代表デビューを飾ったイ・ガンインだが、2019年から2年間プレーしたバレンシアでは出場時間を得ながらも肝心の得点やアシストで結果を残すことができず、昨夏には契約解消に合意しチームを退団することに。新天地マジョルカでもパフォーマンスが安定せず、昨年6月以降は代表からも遠ざかっていた。

 心機一転、在籍2年目となった今季からはリーグ戦全試合でスタメン出場を果たしており、8試合1得点3アシストと調子を上げている。そうした活躍もあり、先月には約1年半ぶりにフル代表復帰を果たした。しかし、パウロ・ベント監督は“韓国の至宝”に出場時間を与えず、イ・ガンインはW杯前最後の場でアピールするには至らなかった。

 昨年3月の日本代表との親善試合を最後に韓国代表としてピッチに立てていないイ・ガンインだが、今後もマジョルカで良いコンディションを維持することができれば、本大会のメンバーに滑り込む可能性も十分考えられる。ドリブルスキルやパス精度など、攻撃の起点となるために必要な能力は兼ね備えており、試合の流れを変えるピースとなり得るが、果たして限られた枠の中に名を連ねることはできるのだろうか。

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