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落選の危機!?韓国代表、W杯メンバー当落線上の5人。元バイエルンの逸材、あの至宝もピンチ

シリーズ:当落線上の5人 text by 編集部 photo by Getty Images

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約1ヶ月後に迫ったカタールワールドカップでは従来の23名ではなく、26名の選手を招集することができる。しかし、狭き門であることに決して変わりはない。とくに、いわゆる“強豪”と評される国の選手たちのサバイバルは熾烈だ。今回は、確かな実力を持ちながらも当落線上にいる韓国代表の5人を紹介する。


MF:チョン・ウヨン(フライブルク/ドイツ)

【写真:Getty Images】

生年月日:1999年9月20日
韓国代表通算成績:8試合2得点1アシスト


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 世代別韓国代表の各カテゴリーで常に名を連ねてきたチョン・ウヨンも当落線上にいる選手の1人だ。19歳の時に海外初挑戦として加入したのはバイエルン・ミュンヘンだった。初年度にはBチーム昇格とUEFAチャンピオンズリーグ(CL)デビューを果たし、韓国が誇る逸材の1人として大きな注目を集めた。2019年からはフライブルクの一員としてプレーすることになり、昨季は攻撃陣の一角として公式戦37試合出場を果たした。

 そんな若き逸材は昨年3月にA代表デビューを飾ったものの、その半年後に開始したカタールW杯・アジア最終予選では招集されながらも出番はほとんどなく、昨年11月のイラク代表戦では24分、今年2月のシリア代表戦では45分とわずか合計69分の出場に留まった。また、先月行われた親善試合に臨むメンバーにも選出されるも、ここでもまとまった出場時間を確保することはできなかった。

 これまで代表通算8試合に出場しているがフル出場を果たした試合は1つもなく、全て途中出場または途中交代。このようにウヨンは韓国代表において絶対的な地位を築けておらず、パウロ・ベント監督から信頼を得たとはまだ言い難い。それに加え、同ポジションには代表歴の長いファン・インボムやイ・ジェンソンといった強力なライバルたちも立ちはだかっており、カタールW杯のメンバー入りはそう簡単にはいかないだろう。

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