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落選の危機!?韓国代表、W杯メンバー当落線上の5人。元バイエルンの逸材、あの至宝もピンチ

シリーズ:当落線上の5人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:キム・ジンギュ(全北現代モータース/韓国)


【写真:Getty Images】


生年月日:1997年2月24日
韓国代表通算成績:8試合2得点2アシスト

 今年1月のデビュー戦となったアイスランド代表戦ではスタメンに抜擢され1得点1アシスト、続くモルドバ代表戦でも1得点を記録し、MFながら得点力の高さをいきなり発揮したキム・ジンギュ。しかし、その後は所属クラブでイマイチ結果を残せていないこともあり、ワールドカップ行きの切符を掴む26名に入れるかどうかは微妙となっている。

 今年3月に全北現代モータースに移籍するとリーグ戦5試合連続でフル出場を果たし、第8節の水原三星ブルーウィングス戦では決勝点を挙げるなど、幸先良いスタートを切ることに成功した。しかし、リーグ中盤戦からパフォーマンスが低下。それに伴い出場時間も徐々に減少した。今年8月に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の準決勝、浦和レッズ戦ではスタメン出場しながらも、違いを生み出すことができず無念にもわずか34分で途中交代を余儀なくされた。

 なかなか所属クラブで調子が上がらないこともあり、先月の韓国代表メンバーからは落選し、カタールW杯前最後のアピールの場に立つことすらできなかった。また、現代表の同ポジションにファン・インボムや昨年台頭したペク・スンホなどが並んでいることも踏まえるとギンジュの代表での立ち位置は怪しく、今後全北現代モータースで調子を取り戻さない限り、W杯行きは非常に困難だろう。

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