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落選の危機!?韓国代表、W杯メンバー当落線上の5人。元バイエルンの逸材、あの至宝もピンチ

シリーズ:当落線上の5人 text by 編集部 photo by Getty Images

DF:イ・ヨン(水原FC/韓国)


【写真:Getty Images】


生年月日:1986年12月24日
韓国代表通算成績:57試合0得点7アシスト

 これまでブラジルW杯、ロシアW杯と2度のW杯出場経験を持つイ・ヨン。2014年9月のウリ・シュティーリケ監督の就任を機に代表から遠ざかる日々も経験したが、パウロ・ベント政権移行後に代表復帰を果たした。これまで代表通算57試合に出場し、国際大会での実績も十分のイ・ヨンだが、自身3大会目となるカタールW杯へのメンバー入りはまだ確定とは言い難い。

 今年7月に行われたEAFF E-1サッカー選手権では筋肉系の負傷を理由に欠場を余儀なくされ、先月行われたコスタリカ代表、カメルーン代表との親善試合では怪我から回復したものの落選。実際、今年に入ってから代表戦ではアピールができておらず、2022年に行われた代表戦15試合の内、出場を果たしたのはわずか4試合だった。

 また、現代表にはキム・ムンファンやキム・テファンのような経験豊富な選手や、イ・ヨン不在中に台頭した若手のユン・ジュンギュなど、国内屈指の実力者たちが名を連ねており、代表での序列は4番手と言ったところ。このような現状を踏まえると26名の代表メンバー入りの難易度は高いと言わざるを得ないだろう。

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