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落選の危機!?韓国代表、W杯メンバー当落線上の5人。元バイエルンの逸材、あの至宝もピンチ

シリーズ:当落線上の5人 text by 編集部 photo by Getty Images

GK:ク・ソンユン(北海道コンサドーレ札幌/日本)


【写真:Getty Images】


生年月日:1994年6月27日
韓国代表通算成績:5試合6失点(無失点1試合)

 18歳の時に海外初挑戦としてセレッソ大阪のユースチームに加入し、その3年後に加入した北海道コンサドーレ札幌で台頭。同クラブでの活躍を受けて、2016年にはU-23韓国代表としてリオデジャネイロオリンピックに出場し、ベスト8入りに貢献した。2018年6月にはロシアW杯の予備登録メンバーにも選出され、将来的にはフル代表での活躍にも期待がかかっていた。

 しかし、2019年9月にフル代表デビューを飾って以降は絶対的守護神のキム・スンギュを前に出場機会を確保できず、カタールW杯・アジア最終予選でも出番は回ってこなかった、昨年3月には兵役義務に伴い韓国国軍体育部隊傘下にある金泉尚武FCに加入。これを機に代表への招集も減り、今年2月からはベンチ外が続いている。

 そんなソンユンは先月上旬に除隊。同月には兵役前に所属していた大邱FCとは双方合意のもと契約解除に至り、来年にコンサドーレ札幌へ復帰することが決定した。今月上旬には同クラブの練習に合流したものの、選手の追加登録期限が既に終了していたことで今シーズンは公式戦には出場できず、実戦から遠ざかる形となってしまった。このような事情により、同選手のカタールW杯出場は現状ではかなり厳しいだろう。


【了】

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