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もう見たくない…。バルセロナで嫌われた5人。クラブ史上最悪の裏切り者に有罪判決を受けた男まで

シリーズ:嫌われた5人 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:アルダ・トゥラン(現役引退)


【写真:Getty Images】


生年月日:1987年1月30日
バルセロナ通算成績:55試合15得点11アシスト

 ガラタサライやアトレティコ・マドリードで背番号10を背負い、国際舞台で抜群の存在感を発揮したアルダ・トゥラン。2015年夏に加入したバルセロナには期限付き移籍期間を合わせて5年間在籍したが、その言動によってサポーターから嫌われてしまっている。

 クラブが2014年にFIFA(国際サッカー連盟)が定めた移籍条項に違反したことによる補強禁止処分を受け、新天地バルセロナでのデビューは2016年1月となった。しかし、その後はパフォーマンスが安定せず失速。ネイマールの控えとしてベンチを温める時間が増え、2018年1月には出場時間を求め、母国トルコのイスタンブール・バシャクシェヒルに期限付きで移籍することとなった。

 そして、トゥランはここで数々の問題を起こす。同年5月に行われたスィヴァルスポル戦で判定に不満を持った同選手は副審に詰め寄り罵声を浴びせた挙げ句、強く突き飛ばす暴挙に出た。もちろん退場処分を受けることになったが、その後計16試合の出場停止処分が科された。その素行の悪さはピッチ内に限らず、ピッチ外でも度々繰り返された。

 同年9月には傷害や武器不所持などの容疑で裁判所から有罪判決が下るなど、まさにやりたい放題だった。2020年1月にレンタル契約が解消されバルセロナに帰還したが、クラブからはもちろん、バルセロナサポーターからも既に愛想を尽かされることとなった。


【了】

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