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もう見たくない…。バルセロナで嫌われた5人。クラブ史上最悪の裏切り者に有罪判決を受けた男まで

シリーズ:嫌われた5人 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:ズラタン・イブラヒモビッチ(ACミラン/イタリア)


【写真:Getty Images】


生年月日:1981年10月3日
バルセロナ通算成績:46試合22得点13アシスト

 インテルやユベントスなど、欧州を代表するビッグクラブに在籍した経験を持つズラタン・イブラヒモビッチ。実力者として名を馳せた一方で、在籍したクラブでは数々のトラブルを招いてきた。それは2009年夏に加入したバルセロナでも例外ではなかった。

 バルセロナ独特の哲学に適応できるか懸念の声もあったが、イブラヒモビッチは加入早々に結果を残す。09/10シーズンのラ・リーガ開幕戦から5試合連続で得点を挙げ、その後も継続的にゴールを記録。第12節の伝統の一戦“エル・クラシコ”では豪快なボレーシュートから決勝点を記録するなど、大舞台での勝負強さを発揮した。

 しかし、ペップ・グアルディオラ監督がシーズン中盤からリオネル・メッシ中心のチーム作りを始めたことを機に同監督との関係が徐々に悪化。戦術やシステムの変更に伴い、イブラヒモビッチの出場時間は減少し、パフォーマンスの低下にも繋がった。不満を募らせていた同選手と指揮官の関係が修復されることはなく、わずか1年でクラブ退団を余儀なくされた。

 退団後もイブラヒモビッチの暴走は止まらず、自伝書やインタビューなどでバルセロナ時代の元指揮官や元チームメイトへの不満を赤裸々に語った。バルセロナサポーターはこれに対し猛批判の姿勢を見せたが、これだけ論争を招けば嫌われるのは当然の出来事だ。

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