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なぜか…ドイツワールドカップで輝けなかった5人の名手。世界中を裏切ったファンタジスタとは?

シリーズ:ワールドカップで輝けなかった5人の名手 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:ズラタン・イブラヒモビッチ(元スウェーデン代表)

1122-イブラヒモビッチ
【写真:Getty Images】


生年月日:1981年10月3日
ドイツワールドカップ成績:3試合0得点0アシスト

 2001年に加入したアヤックスでマルコ・ファン・バステンやパトリック・クライファートらレジェンドの付けた9番を背負い、一気にスター街道を駆け上がったズラタン・イブラヒモビッチは、同年にスウェーデン代表デビュー。翌年には、20歳の若さで日韓ワールドカップメンバーに選出された。

 大会後、不動のエースとなったイブラヒモビッチは、ユーロ(欧州選手権)2004ベスト8進出に貢献。ドイツワールドカップ・欧州予選では、8試合8得点の活躍で母国を2大会連続のワールドカップ出場に導いた。瞬く間に国の英雄となったこの男は、本大会でもその活躍に国中から期待が寄せられた。

 しかし、本大会では初戦のトリニダード・トバゴ戦、続くパラグアイ戦に先発出場するも、無得点。第3節のイングランド戦ではマルクス・アルベックにスタメンを奪われる。決勝トーナメント1回戦ドイツ戦で先発に復帰するも、またしても得点を奪えず。全く何にもできずにドイツの地を去ることとなった。


【了】

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