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【コスタリカ代表 カタールW杯無料選手名鑑】基本フォーメーション&招集メンバー全選手紹介

シリーズ:カタールW杯選手名鑑 text by 編集部 photo by Getty Images

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 FIFAワールドカップカタール2022が、11月20日に開幕を迎える。4年に1度の祭典に果たしてどのような選手たちが臨むのか。今回は、3大会連続6回目の出場となるコスタリカ代表の招集メンバー26人と基本フォーメーションを紹介する。(成績は11月1日、年齢はW杯開幕時点のもの)



GK


【写真:Getty Images】

ケイラー・ナバス(背番号1)
生年月日:1986年12月15日(35歳)
所属クラブ:パリ・サンジェルマン(フランス)
22/23リーグ戦成績:0試合出場/0失点
代表通算成績:107試合出場/107失点



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 自身3度目のワールドカップに挑む、コスタリカ代表の絶対的守護神だ。2014年のブラジル大会では同国史上初のベスト8進出に大きく貢献し、クラブレベルではレアル・マドリードの一員として3度のUEFAチャンピオンズリーグ制覇を経験した。カタールワールドカップ前最後の代表活動となった今年9月の韓国遠征では「試す必要がない」と招集外になるなど、ルイス・フェルナンド・スアレス監督から絶大な信頼を寄せられる。驚異的な反射神経と高い運動能力を生かしたシュートストップが最大の持ち味だが、今季はパリ・サンジェルマンで公式戦出場がなく、コンディションに懸念が残る。

エステバン・アルバラード(背番号18)
生年月日:1989年4月28日(33歳)
所属クラブ:エレディアーノ
22/23リーグ戦成績:15試合出場/13失点
代表通算成績:24試合出場/32失点

 コスタリカ代表デビューを飾ったのは21歳の時だが、ピッチ外での素行の悪さが祟ってなかなか定着できず、同世代のケイラー・ナバスの壁を超えることができないまま10年以上が経過した。公称の193センチよりもはるかに大柄に見える堂々たる体格で、ピッチに立つとゴールが小さく見えるほど威圧感がある。ただ、俊敏さに欠け、足元の技術でもナバスに劣るなど実力差は大きい。9月の韓国代表戦では不用意に飛び出してペナルティエリア外でボールをキャッチしてしまい、誰がどう見てもわかるハンドの反則で一発退場に。ベテランの域に達しても不安定さが課題で、控えの域を脱せないでいる。

パトリック・セケイラ(背番号23)
生年月日:1999年3月1日(23歳)
所属クラブ:ルーゴ(スペイン)
22/23リーグ戦成績:0試合出場/0失点
代表通算成績:2試合出場/1失点

 今年9月23日の韓国代表戦でエステバン・アルバラードが一発退場となり、急きょの出場でコスタリカ代表デビューを飾った若手のホープだ。同27日のウズベキスタン代表戦でも後半開始から出場し、その試合に先発していたベテランGKアーロン・クルスとの競争に勝ってカタールワールドカップに臨む最終メンバーに生き残った。恵まれた体格を生かした伸びやかなセーブには大きなポテンシャルを感じさせるが、如何せん国際経験があまりに乏しく、大舞台における信頼感は心許ない。自身初のワールドカップは第3GKとして経験を積むための貴重な機会になるだろう。

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