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遠藤航、激しい衝突で脳震盪。意識失うも「救急車では反応があった」クラブや独メディアが心配

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】



遠藤航、ピッチに倒れたまま起き上がれず…

 ブンデスリーガ第14節、シュトゥットガルト対ヘルタ・ベルリンの試合が現地時間8日に行われ、ホームチームが2-1で勝利した。この試合で、シュトゥットガルトの日本代表MF遠藤航が、相手との激しい衝突で一時意識を失う場面があった。それを受けて、クラブや独メディア『シュポルトブザー』などが非常に心配している。



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 試合開始して3分、シュトゥットガルトのセール・ギラシが先制点を決めた。しかし、19分にヘルタのドディ・ルケバキオにゴールを決められ同点に追いつかれてしまう。そして、77分にはクリアしようとした遠藤の後頭部に、競り合ったヘルタのイバン・シュニッチの頭が激しく衝突し、遠藤がその場に倒れ込むアクシデントが起きた。

 遠藤は目を閉じて、うつろな表情のまま起きあがろうとする素振りを見せるも、そのままピッチに倒れ込む。すぐさまチームメイトが駆け寄って横向きにして、舌が落ち込まないように気道の確保と、意識があるかどうかを確認した。脳震盪により治療を受けた後、担架でピッチの外に運ばれている。遠藤はアタカン・カラソルと交代することになった。

 その後、シュトゥットガルトは後半アディショナルタイムにコンスタンティノス・マヴロパノスが劇的ゴールを決めて、2-1の勝利をおさめている。試合後、チームメイトは遠藤の無事を祈って、遠藤のユニフォームを掲げた。

 シュトゥットガルトは公式ツイッターを通じ「キャプテン、チーム一同心よりお祈り申し上げます。早い回復を願っている。遠藤航はピッチ上で意識を失っていたが、救急車では反応があった」とコメントしている。また、独メディア『シュポルトブザー』は「勝利の高揚感とは裏腹に、遠藤航が心配である」と伝えている。

【了】

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