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なぜか…ロシアワールドカップで輝けなかった5人の名手。孤軍奮闘した世界最高の名手とは?

シリーズ:ワールドカップで輝けなかった5人の名手 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:ロベルト・レバンドフスキ(ポーランド代表/バルセロナ)

1125-レバンドフスキ
【写真:Getty Images】


生年月日:1988年8月21日
ロシアワールドカップ成績:3試合0得点0アシスト

 2011年、ユルゲン・クロップ監督率いるボルシア・ドルトムントで頭角したロベルト・レバンドフスキは、リーグ戦22得点14アシストの活躍でリーグ連覇に貢献。さらに、DFBポカール(国内カップ)ではバイエルン・ミュンヘンとの決勝戦で圧巻のハットトリックを決め、チームを国内2冠に導いた。

 ドルトムントで才能が開花したレバンドフスキは、11/12シーズン以降、ブンデスリーガで得点を量産。世界屈指のストライカーへ変貌を遂げると、2014年にはライバルのバイエルン・ミュンヘンに移籍した。ドイツ最強のクラブでも得点を量産し続けたこのFWは、2018FIFA W杯欧州予選で歴代最多の16得点を記録し、ポーランド代表を3大会ぶり8度目のW杯出場に導いている。

 国中の大きな期待を背負い、ロシアW杯に出場したレバンドフスキはグループリーグ全試合にフル出場した。しかし厳しいマークもあり、結果はまさかの無得点。第3節では日本代表に勝利するも、セネガル、コロンビアに敗れたポーランド代表はグループリーグ敗退となった。誰もが活躍を疑っていなかっただけに、このストライカーが何も出来ずに終わったことは衝撃だっただろう。

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