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なぜか…ロシアワールドカップで輝けなかった5人の名手。孤軍奮闘した世界最高の名手とは?

シリーズ:ワールドカップで輝けなかった5人の名手 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:リオネル・メッシ(アルゼンチン代表/パリ・サンジェルマン)

1125-メッシ
【写真:Getty Images】


生年月日:1987年6月24日
ロシアワールドカップ成績:4試合1得点2アシスト

 史上最多6度のバロンドールに輝いた世界最高のサッカー選手、リオネル・メッシもロシアW杯で輝けなかった名手の1人だろう。2005年にアルゼンチン代表デビューしたメッシは、2014年以降、代表の主要大会で3度決勝に進出するも全て準優勝。あと一歩が届かず、タイトルを逃し続けてきた。

 さらに、2018FIFA W杯南米予選ではなかなか勝ち切れず、W杯出場圏外の6位に沈むなどチームは不調に陥った。最終節でもエクアドル代表に先制点を許し、W杯出場を逃したかに思われたが、この窮地にメッシがハットトリック。絶対的エースが土壇場でアルゼンチン代表を救い、ロシアW杯出場に導いた。

 前回大会の優勝を逃し、今大会こそと臨んだメッシだが、初戦のアイルランド戦で痛恨のPK失敗。勝利の逃すと、続くクロアチア戦では0-3の大敗を喫した。最終節のナイジェリア戦では先制ゴールを決め、グループリーグ突破に貢献したが、決勝トーナメント1回戦でフランス代表に敗戦。孤軍奮闘するも孤立し、周囲の期待に応えることが出来ずにベスト16でW杯を去った。


【了】

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