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【カナダ代表 カタールW杯無料選手名鑑】基本フォーメーション&招集メンバー全選手紹介

シリーズ:カタールW杯選手名鑑 text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】


ジョナサン・デイヴィッド
生年月日:2000年1月14日(22歳)
所属クラブ:リール/フランス
22/23リーグ戦成績:15試合9得点
代表通算成績:34試合22得点

 ジョナサン・デイヴィッドは、若くしてカナダ代表のエースに君臨する。ニューヨーク生まれで、18歳になるとともに欧州へ渡った。ベルギーのヘントで19/20シーズンにブレイクし、ステップアップしたリールでも得点を量産し、リーグ優勝に導いている。ボールを失わないテクニックと、相手を置き去りにするスピードは魅力で、ややムラはあるものの、波に乗ると止められない点取り屋だ。

ルーカス・カヴァリーニ
生年月日:1992年12月28日(29歳)
所属クラブ:バンクーバー・ホワイトキャップス
2022リーグ戦成績:24試合9得点
代表通算成績:33試合17得点

 アルゼンチン出身の父を持つセンターフォワードで、ニックネームはエル・タンク(戦車)。トロント生まれだが、16歳のときに父の母国に渡った。ウルグアイ、メキシコで活躍し、2020年からはMLSでプレー。昨季は左膝の怪我もあり3得点に終わったが、今季は9得点を挙げている。ニックネームの通り、力感溢れるプレーが持ち味で、セットプレーやクロスのターゲットになる。

アイク・ウグボ
生年月日:1998年9月21日(24歳)
所属クラブ:トロワ/フランス
22/23リーグ戦成績:13試合1得点
代表通算成績:8試合0得点

 ロンドン生まれのアイク・ウグボは、チェルシーの下部組織に在籍した経験がある。トップチームでの出場経験はないが、20/21シーズンはセルクル・ブルージュでリーグ戦16得点をマーク。今年1月からはフランス1部のトロワでプレーしている。スピードとパワーを併せ持つ“9番”で、最前線で起点となれるストライカーだ。

サイル・ラリン
生年月日:1995年4月17日(27歳)
所属クラブ:クラブ・ブルッヘ/ベルギー
22/23リーグ戦成績:9試合1得点
代表通算成績:54試合25得点

 北中米カリブ海予選で16試合13得点とゴールを量産してカナダ代表をワールドカップに導いた。コネチカット大学時代にカナダ代表デビューを飾り、2015年のMLSスーパードラフト全体1位指名された。188cm・90kgという見事な体躯を持ち、MLSでは3年間で43得点を挙げた点取り屋だ。2トップの一角や1.5列目でのプレーを得意とし、広い範囲を動きながらスペースを作り出し、決定的な一刺しを狙う。

リアム・ミラー
生年月日:1999年9月27日(23歳)
所属クラブ:バーゼル/スイス
22/23リーグ戦成績:14試合0得点
代表通算成績:16試合0得点

 リバプールの下部組織時にカナダ代表デビューを果たし、トップチームにも出場したリアム・ミラー。昨季はスイス強豪バーゼルで公式戦10得点をマークしている。相手を一瞬で置き去りにするスピードが最大の武器で、巧みなボールタッチで左サイドからゴールに迫る。左サイドはアルフォンソ・デイヴィスがいるため、ジョーカーとしての起用が濃厚だ。

ダジョン・ブキャナン
生年月日:1999年2月8日(23歳)
所属クラブ:クラブ・ブルッヘ/ベルギー
22/23リーグ戦成績:8試合1得点
代表通算成績:25試合4得点

 昨年6月のデビュー以降、カナダ代表の中心的存在となり、アルフォンソ・デイヴィスを筆頭とする新世代を代表する存在となった。卓越したスキルと爆発的なスピードでサイドを駆け上がるアタッカーで、デイヴィスとの両翼はカナダ代表の攻撃における生命線。今年1月からプレーするクラブ・ブルッヘでなかなか結果を出せていないのは気がかり。

アルフォンソ・デイヴィス
生年月日:2000年11月2日(22歳)
所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン/ドイツ
22/23リーグ戦成績:12試合0得点
代表通算成績:34試合12得点

 バイエルン・ミュンヘンというメガクラブで主力を張るカナダ代表の顔。バイエルンでは爆発的なスピードを武器に左サイドバックとしての地位を確立したが、カナダ代表では1列前が主戦場。10月の試合で相手選手と接触して頭蓋骨の打撲、11月にはハムストリングの負傷で途中交代を余儀なくされたが、幸いにもワールドカップには影響がなさそうだ。

デイヴィッド・ホイレット
生年月日:1990年6月5日(32歳)
所属クラブ:レディング/イングランド
22/23リーグ戦成績:20試合1得点
代表通算成績:49試合14得点

 イングランドでのプレー経験が長いベテランウインガー。ブラックバーンの下部組織出身で、同クラブでプロキャリアをスタートさせた。プレミアリーグでは6シーズンで通算161試合、チャンピオンシップ(2部)では8シーズンで通算252試合に出場し、2度の昇格を経験している。プレミアで7得点を挙げた10年前のスピードは健在で、強烈なシュートと正確なクロスで左サイドからゴールを脅かす。

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