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【ポーランド代表 カタールW杯無料選手名鑑】基本フォーメーション&招集メンバー全選手紹介

シリーズ:カタールW杯選手名鑑 text by 編集部 photo by Getty Images

MF


【写真:Getty Images】


クリスティアン・ビエリク(背番号25)
生年月日:1998年1月4日(24歳)
所属クラブ:バーミンガム(イングランド)
22/23リーグ戦成績:13試合出場/0得点1アシスト
代表通算成績:5試合出場/0得点1アシスト

 10代の頃にアーセナルに引き抜かれるもトップチームで出場機会を得ることができず。その後に移籍したダービー・カウンティで大きく成長し、今季からバーミンガムに活躍の場を移した。CBとボランチをこなすことができ、チャンピオンシップ仕込みの強靭なフィジカルを武器に敵の攻撃をシャットアウトする。代表では同タイプであるキヴィルオルのバックアップが主な仕事か。

ピオトル・ジエリンスキ(背番号20)
生年月日:1994年5月20日(28歳)
所属クラブ:ナポリ(イタリア)
22/23リーグ戦成績:15試合出場/3得点5アシスト
代表通算成績:74試合出場/9得点13アシスト

 セリエAで首位を走るナポリの大黒柱。高いボールテクニックと当たり負けしないフィジカル、90分間走り切れるスタミナを兼ね備えた超万能型MFで、チャンスメイクからプレッシングまで幅広いタスクをこなす。時には強烈なミドルシュートで無理やりゴールをこじあけることも。レヴァンドフスキとのホットラインが機能するか否かがチームの勝敗を分けるポイントになりそうだ。

グジェゴシュ・クリホヴィアク(背番号10)
生年月日:1990年1月29日(32歳)
所属クラブ:アル・シャバブ(サウジアラビア)
22/23リーグ戦成績:8試合出場/2得点1アシスト
代表通算成績:93試合出場/5得点6アシスト

 かつてはセビージャでプレーし、リーガ屈指のMFとの評価を受けていたこともあるベテラン。現在はサウジアラビアでプレーしており、コンディションは良好とのこと。代表では長く10番を背負っているが、プレースタイルは圧倒的な走力をベースとしたボックストゥボックスと真反対。ここぞという場面でゴールに飛び込み、得点を奪う働きにも期待がかかる。

プジェミスワフ・フランコフスキ(背番号14)
生年月日:1995年4月12日(27歳)
所属クラブ:RCランス(フランス)
22/23リーグ戦成績:15試合出場/0得点2アシスト
代表通算成績:25試合出場/1得点5アシスト

 ベルギー、MLSを経て今夏に5大リーグ初挑戦を決めた珍しいキャリアの持ち主。クロスの名手で、速いアーリークロスとふんわりとしたハイクロスを使い分けてチャンスを演出する。対人守備もそれなりだが、時おり戻り遅れてピンチを招くことも。代表には4年以上の間継続的に招集されており、ベレシンスキと右WBのポジションを争う。

セバスティアン・シマンスキ(背番号19)
生年月日:1999年5月10日(23歳)
所属クラブ:フェイエノールト(オランダ)
22/23リーグ戦成績:13試合出場/6得点3アシスト
代表通算成績:17試合出場/1得点2アシスト

 ディナモ・モスクワでブレイクを果たすと、今夏に移籍したフェイエノールトでも絶賛大活躍中の技巧派アタッカー。柔らかいボールタッチと広い視野を持ち、相手の急所を突くスルーパスで決定的なチャンスを演出する。守備強度の部分に若干課題はあるものの現代表には少ないタイプのアタッカーであり、攻撃にアクセントを加える存在として期待されている。

ヤクブ・カミンスキ(背番号17)
生年月日:2002年6月5日(20歳)
所属クラブ:ヴォルフスブルク(ドイツ)
22/23リーグ戦成績:13試合出場/0得点3アシスト
代表通算成績:3試合出場/1得点0アシスト

 密集地帯をスルスルと抜けていく小刻みなタッチのドリブルを得意としており、左サイドからの仕掛けで相手の守備ブロックをこじ開ける新進気鋭のドリブラー。ただし今夏に移籍したヴォルフスブルクでは苦戦しており、ボールロストの多さやパスミスが目立ってしまっている。今大会に臨む代表の中ではチーム最年少だ。

カミル・グロシツキ(背番号11)
生年月日:1988年6月8日(34歳)
所属クラブ:ポゴニ・シュチェチン
22/23リーグ戦成績:17試合出場/7得点2アシスト
代表通算成績:86試合出場/17得点24アシスト

 スタッド・レンヌやハル・シティで活躍したベテランで、年を重ねてもなお、破壊力抜群のカットインシュートに錆び付きは見られない。今季のポーランドリーグでは既に6得点2アシストを記録するなどコンディションは最高潮だ。かつては代表の左サイドに君臨していたが、現在は途中出場で試合の流れを変えるジョーカーとしての役割を担うことが多い。

シモン・ジュルコフスキ(背番号13)
生年月日:1997年9月25日(25歳)
所属クラブ:フィオレンティーナ(イタリア)
22/23リーグ戦成績:2試合出場/0得点1アシスト
代表通算成績:6試合出場/0得点0アシスト

 昨季はエンポリで6得点を挙げてブレイク。だが、今夏にレンタルバックしたフィオレンティーナでは途中出場の2試合のみとプレータイムを減らしており、コンディションがやや不安か。一方で代表ではスタメンでの出場が多く、中盤のキーマンの一人だ。中盤からゴール前に飛び出し、得点を奪うプレーを得意としており、サイドからのクロスが多い代表の戦術との相性は良さそう。

ダミアン・シマンスキ(背番号8)
生年月日:1995年6月16日(27歳)
所属クラブ:AEKアテネ(ギリシャ)
22/23リーグ戦成績:11試合出場/1得点0アシスト
代表通算成績:8試合出場/1得点1アシスト

 ピッチを広範囲に駆け回り、鋭いタックルでピンチを防ぐ中盤の防波堤。球際の激しさが持ち味で、昨季は2度の退場を記録したカードコレクターである。パス能力や視野の広さは平凡なため展開力に欠ける一面はあるが、機を見たフリーランでチャンスに絡むこともしばしば。代表での現状はアンカーのバックアッパーだが、クリホヴィアクの調子次第ではスタメンの可能性もありそうだ。

ミハウ・スクラシ(背番号24)
生年月日:2000年2月15日(22歳)
所属クラブ:レフ・ポズナニ
22/23リーグ戦成績:15試合出場/4得点1アシスト
代表通算成績:1試合出場/0得点0アシスト

 9月のオランダ戦で代表初出場を記録した新鋭。昨季までは右サイドを主戦場にしていたが、今季左サイドにポジションを移してブレイク。リーグでは4得点1アシストの成績を残し、ECLのビジャレアル戦では2得点をあげてジャイアントキリングの立役者となった。DFを振り切る一瞬の加速と、振りの速い強烈なシュートがストロングポイント。

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