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カタールW杯最高の右サイドバックは誰だ? サッカー選手RSB能力値ランキング1~10位

シリーズ:カタールワールドカップ能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

7位:デンゼル・ダンフリース(オランダ代表/インテル)


【写真:Getty Images】


生年月日:1996年4月18日
市場価値:2800万ユーロ(約33.6億円)
22/23リーグ戦成績:15試合1得点3アシスト
オランダ代表通算成績:38試合5得点7アシスト

 SCへーレンフェーンを経て、2018年夏に加入した名門PSVでは在籍初年度ながら公式戦43試合4得点7アシストと文句なしの記録を残し、同年10月にはロナウド・クーマン監督の下でオランダ代表デビューを飾った。19/20シーズンからはルーク・デ・ヨングからキャプテンマークを引き継ぎ、チームを牽引する存在へと成長し、自身の評価を更に高めることに成功。昨夏加入したインテルでは3-5-2の右サイドハーフを主戦場とすることが増え、守備のみならず、攻撃においても非凡な存在感を放っている。

 圧倒的な「フィジカル」を活かした攻撃参加は非常にパワフルで、そのパワーだけで相手をねじ伏せるシーンも決して少なくない。大柄な選手としては珍しい「スピード」も兼ね備えており、まさに鬼に金棒。「フィジカル」と「スピード」の各スキルの能力値は「89」と「83」と高水準の数字を叩き出している。

 PSV時代から既にアタッカーとしての素質を垣間見せていたダンフリースだが、DFとしてのスキルも当然ながら高い。抜群の身体能力を駆使した粘り強い守備で攻撃の芽を次々と摘み取り、サイズも十分あるため、「空中戦」においても絶対的な自信を持つ。

 攻守両面で存在感を放つ様々なスキルを併せ持ち、弱点と呼ばれるポイントも全くない。今後は国際レベルで経験を積み重ね、更にスキルに磨きをかけることができれば、トップ5入りの可能性も十分考えられるだろう。

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