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能力を数値化! スペイン代表最強の10人。サッカー日本代表の脅威となる猛者【カタールW杯】

シリーズ:カタールワールドカップ能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

3位:ジョルディ・アルバ(バルセロナ)


【写真:Getty Images】


生年月日:1989年3月21日
市場価値:500万ユーロ(約6億円)
22/23リーグ戦成績:10試合0得点1アシスト
代表通算成績:89試合10得点22アシスト

 バルセロナ在籍10年目を迎えたベテランだ。サイドバックだが「攻撃力」に定評がある選手で、スペイン人らしい高度な「テクニック」と「パス」スキル、そして33歳になってもなお健在の「スピード」を生かして組み立てから崩しに至るまで幅広く貢献する。単独での突破力に優れるテオ・エルナンデスやヌーノ・メンデスなどとはまた一味違った攻撃的SBと言えるだろう。

 ただ技術力だけが高い「攻撃力」の要因になっているわけではない。非凡な「IQ」も持っており、これこそがレフティーの怖さをワンランク上へと引き上げている。ボール非保持時のポジショニングが素晴らしく、背後を取る動きのタイミングも絶妙で、一瞬にしてDFを無力化するのはお手のもの。日本代表含め、多くのチームにとって捕まえづらい存在となることだろう。

 一方で「守備力」はSBの選手としてはやや低めとなった。「スピード」を生かしたカバーリング等は良いが、シンプルな1対1で競り負けてしまうことがしばしば見受けられる。それを補って余りある「攻撃力」があるだけに、自身の背後を狙われるケースも決して少なくない。カタールワールドカップではどこまで安定したディフェンスを披露できるだろうか。

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