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カタールW杯最高のストライカーは誰だ? サッカー選手CF能力値ランキング1~10位

シリーズ:カタールワールドカップ能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

6位:ロメル・ルカク(ベルギー代表/チェルシー)


【写真:Getty Images】


生年月日:1993年5月13日
市場価値:5500万ユーロ(約66億円)
22/23リーグ戦成績:4試合1得点1アシスト
ベルギー代表通算成績:103試合68得点15アシスト

 2011年夏にチェルシーへと渡ったロメル・ルカクだったが、加入後は2度の期限付き移籍を経験。その後に移籍したマンチェスター・ユナイテッドでは強豪相手に得点を奪えなかったことから批判される時期もあったが、2019年夏に加入したインテルで大躍進を遂げる。20/21シーズンには主力として出場したリーグ戦36試合で24得点10アシストと見事な成績を残し、11年ぶりのスクデット獲得(リーグ優勝)の立役者となった。

 同選手を語る上で欠かせないのは何と言っても強靭な「フィジカル」。身長191cmというサイズと鎧のような筋肉を身に纏った身体を活かしたポストプレーは圧巻で、一度キープされたら相手DFがボールを奪うのは至難の業だ。大柄な選手としては珍しい「スピード」も兼ね備えており、迫力ある「ドリブル」で自ら局面を打開することもできるなど、厄介さは更に増す。
 
 地上戦の強さは言うまでもないが、それは「空中戦」でも同様。サイズのある相手にも当たり負けすることは少なく、安定して「空中戦」を制する。ロングフィードの競り合いはもちろん、セットプレーや味方からのクロスボールを頭で巧みに処理、ゴールに叩き込むことができる。ダイナミックさが持ち味のルカクだが、一方で足元の技術といった繊細な部分には若干の懸念を残し、ランキングトップ10入りしている選手の中で最も低い能力値「78」となった。

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