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【ベスト8決定版】カタールW杯戦力値ランキング1~8位。サプライズあり! 優勝本命は?

シリーズ:カタールワールドカップ戦力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

オランダ代表

【写真:Getty Images】


戦力値ランキング:5位(87)
戦力値:攻撃21/守備23/選手層20/勝負強さ23
監督:ルイ・ファン・ハール
FIFAランキング:8位

▽今大会成績

第1節:対セネガル(○2-0)
第2節:対エクアドル(△1-1)
第3節:対カタール(○2-0)
ラウンド16:対アメリカ合衆国(○3-1)

 相手を圧倒した試合はここまでないが、オランダ代表は手堅く勝ち点を重ね、アメリカ合衆国代表を下してベスト8一番乗りを果たした。真綿で首を締めるような戦いぶりで、試合をコントロールする巧者ぶりがここまでは目立つ。

 ゴールマウスを守るのは、今大会が代表デビューとなったアンドリース・ノペルト。203cmの長身を活かしたビッグセーブで何度もピンチを救っている。フィルジル・ファン・ダイクの両脇は、機動力と対人守備能力を兼ね備えるユリエン・ティンバーとナタン・アケが埋める。

 フレンキー・デ・ヨングは中盤の底でパスワークの起点となり、マルテン・デ・ローンやトゥーン・コープマイネルスとともにカウンターの起点となる。サイドはダレイ・ブリントとダンゼル・ダンフリースで、守備時は最終ライン、攻撃時は逆サイドからのクロスに積極的に飛び込んでいく。

 メンフィス・デパイは怪我から復帰した直後に開幕を迎えたが、徐々にコンディションをあげ、ラウンド16では貴重な先制点を決めている。コーディ・ガクポはグループリーグ3戦連発と絶好調。前線は2トップ+トップ下の形が基本だ。

 最終ラインの重心は高くなく、基本的にファン・ダイクを除くDFとMFの7人はマンマークで対応する。ボールを奪ったら素早く前線につけ、前線3人の個人技で素早くゴールに迫る。ビルドアップはGKも絡み、相手のプレスを引き出し、疑似カウンターを狙う。

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