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【ベスト8決定版】カタールW杯戦力値ランキング1~8位。サプライズあり! 優勝本命は?

シリーズ:カタールワールドカップ戦力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

ブラジル代表

【写真:Getty Images】


戦力値ランキング:1位(92)
戦力値:攻撃24/守備25/選手層22/勝負強さ21
監督:チッチ
FIFAランキング:1位

▽今大会成績

第1節:対セルビア(〇2-0)
第2節:対スイス(〇1-0)
第3節:対カメルーン(●0-1)
ラウンド16:対韓国(〇4-1)

 優勝候補と呼ぶにふさわしいパフォーマンスで、ブラジル代表は準々決勝に進出している。グループリーグは2連勝で突破を決め、敗れた第3戦は大幅にメンバーを変えていた。韓国代表とのラウンド16ではネイマールが復帰し、攻撃陣が4得点を奪って試合を決めている。

 ヴィニシウス・ジュニオールやネイマールといった豪華な攻撃陣が目立つが、このチームの最大の特徴は守備の堅さにある。セルビア代表とスイス代表には枠内シュートを1本も許さずに勝利。即時奪回のプレス強度が高く、センターバックのマルキーニョスとチアゴ・シウバはお互いのことを知り尽くしており、個人能力自体も高い。仮にピンチになったとしても、セーブ技術の高いGKアリソンが待ち構えている。

 フォーメーションは4-2-3-1で両ウイングとネイマール、1トップのリシャルリソンのコンビネーションで打開を図る。サイドバックは伝統的な超攻撃的サイドバックではなく、後方支援がメインタスク。中盤はカゼミーロがディフェンスラインの前で門番となり、ルーカス・パケタが攻撃陣と守備陣を繋ぎ合わせる。

 4-1とリードした韓国代表戦では第3GKのウェベルトンを試合終盤に投入し、4試合で全26人を使い切った。アレックス・サンドロら怪我人の発生は痛手だが、ネイマールの復帰は間違いなくラスト3試合で大きな違いを生むはずだ。

【了】

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