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非常に残念…。カタールW杯で輝けなかった名手5人。サッカー日本代表戦士に世界最高のMFも

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:冨安健洋(日本代表/アーセナル)


【写真:Getty Images】


生年月日:1998年11月5日
代表通算成績:33試合1得点2アシスト
カタールW杯成績:3試合0得点0アシスト

 森保一監督率いるサッカー日本代表は、ドイツ代表、スペイン代表、コスタリカ代表のいるグループEを首位で通過。目標であったベスト8にはまたしても届かなかったが、世界に与えた衝撃は十分なものがあったと言っていいだろう。

 堂安律、三笘薫、板倉滉らはこの大会でまた1つ評価を高めたはずだ。一方で、本大会前の期待値を上回ることができなかった選手もいる。冨安健洋はその中の1人と言えるかもしれない。

 能力に疑いの余地はないが、やはりコンディション面が障壁となった。アーセナルで負った怪我が癒えないままの代表合流となった冨安は、初戦のドイツ代表戦で途中出場を果たすものの、ここで再び負傷。続くコスタリカ代表戦は出場がなく、第3戦のスペイン代表戦も先発を外れた。

 ラウンド16のクロアチア代表戦ではフル出場を果たしたが、怪我明け初のロングタイムプレーだったこともあってか、らしくないミスも見られるなど実力を100%発揮できたとは言い難かった。「期待外れ」とまではいかないものの、昨年の東京五輪(東京オリンピック)に続き、怪我の影響で輝ききれなかったのは非常に残念である。

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