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インテル史上最強! 伝説の英雄5人。サネッティ、ヴィエリ…クラブに名を刻んだ男たち

シリーズ:伝説の英雄5人 text by 編集部 photo by Getty Images

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2000年代にインテルはセリエAで5連覇を達成。2009/10シーズンにはイタリアのクラブ史上初となるセリエA、コッパ・イタリア、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の三冠を達成し黄金期を迎えた。こうした輝かしい成績を残しているイタリアの名門では、これまで多くのレジェンドたちが活躍してきた。今回は、21世紀以降に在籍した選手の中から厳選した5人の伝説の英雄を紹介する。(在籍期間、通算成績は『transfermarkt』を参考)。


DF:ハビエル・サネッティ(元アルゼンチン代表)


【写真:Getty Images】

生年月日:1973年8月10日
在籍期間:1995年7月~2014年6月
通算成績 :858試合21得点33アシスト
主な獲得タイトル:セリエA(5回)、UEFAチャンピオンズリーグ(1回)、UEFAカップ(1回)、コッパ・イタリア(4回)、スーペルコッパ・イタリアーナ(4回)、FIFAクラブワールドカップ(1回)


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 2000年代中盤から後半にかけてのインテルの躍進は、名物会長でも知られたマッシモ・モラッティ氏と同会長就任後初めて獲得した選手であるハビエル・サネッティの存在が必要不可欠であった。母国アルゼンチンのタジェレス、バンフィエルドでのプレーを経て95年夏にインテルに加入したサネッティは、14年夏に現役を退くまで19年間に渡ってプレー。通算857試合出場はインテルの歴代最多記録でもある。

 左右問わず様々なポジションでプレー可能なサネッティは、チーム事情や相手によってSBやその一列前、中盤で自身の役割を全うした。また、チームのために闘える選手であり、監督が求めていることをピッチ上で発揮できることから、99年夏からは引退したジュゼッペ・ベルゴミに代わって主将を務めた。

 サネッティが加入した当初、インテルは長く国内タイトルから遠ざかっていたが、2005/06シーズンに久々の優勝(カルチョ・スキャンダルによる繰り上げ)を果たしてからはセリエAで5連覇を達成。ジョゼ・モウリーニョが率いた2009/10シーズンにはセリエA、コッパ・イタリア、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の三冠を成し遂げた。その後、14年夏に引退するまで活躍を続け、サネッティが着用していた背番号4はインテルの永久欠番となっている。また、現在は選手から立場を変え、副会長としてクラブ経営に携わっている。

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